これは社会人になる直前、東京で住む場所を探していた頃の話
帰りの新幹線の待ちで前に並んでいたおばあちゃんに話しかけられた
今並んでいる列で合っているか不安でだったようで
「この車両で合ってますよー」
って感じの会話をし、切符に指定された席へ向かったところ、
何とそのおばあちゃんとは隣同士だったのだ
「まさか隣だったんですね!」と少し盛り上がり、
それからは各々2時間ほど黙々と過ごす
はずだった
おばあちゃんは数独の本をやり出したのだ
私はとっさに上の荷物棚に置いていたカバンを下す
(え?品川→新横浜の一駅でこの人降りるの?)
って反応をおばあちゃんはしていた 違う違う
帰りの電車での暇つぶしとしてパズルの本を買っていたのだ
「おばあちゃん 私も実はパズル好きなんですよ」
「あらまぁ!」
(こんな会話ではなかったが、雰囲気は合ってる)
おばあちゃんとの和やかな時間が始まりました
あの時はシンカンセンスゴイカタイアイスを買ってくださりありがとうございました
名も知らぬおばあちゃん 今も元気だといいなぁ
それ以降、私は新幹線の中ではパズルをやって過ごすと決めている
また新たな偶然の出会いがやってくるのを待ち望んで
今回の記事 こち亀のいい話の回みたいだな